HSP(人一倍敏感な人)について
最近、HPS(人一倍敏感な人)についての本を読みました。
自分にも当てはまることが多かったのでまとめておきます。
目次
HPSとは?
HSPとは、 アメリカの心理学者エレイン・N・アーロン氏が提唱した概念です。
「Highly Sensitive Person」の略で、「人一倍敏感な人」という意味です。
興味深いのは、そもそもの神経回路が物事を感じやすくできていることが原因ということ。
なので、治療するものではありません。
「敏感である」ということを正しく認識する必要があるのです。
人と長時間一緒に過ごすと疲れる
気の合う人であっても、長時間一緒だと疲れることが多いです。
というのも、「献身的」というのとは少し違っていて、
「今、どう思っているだろう?」
「退屈させてないだろうか?」
とか常に考えてしまい疲れてしまいます。
これ、さらに困るのが特定のことにばかり気を取られてしまうこと。
例えば「退屈させてないだろうか?」という方にばかり気を取られて、「話の内容をちゃんと理解する」とか、「コップに水を足してあげる」とかの、肝心なことに思いが回らなくなってしまうということか多々あるのです。
機嫌の悪い人の近くが苦手
職場に機嫌の悪い人がいると、自分が原因ではなくても落ち着きません。
あと、周りが妙にバタバタしているのも苦手です。
でも、職場って基本的に何かしら起こる場所なので、なんの起伏もないなんてことはありえませんよね。
なので、多かれ少なかれ、実際の業務以上に疲れて帰ってきます。
暴力的な描写が苦手
映画の中で暴力的な描写が入ると、辛くて見るのを止めることがあります。
なので、アクション映画でも見れないものが多いです。
ただ、ドラゴンボールやアベンジャーズくらいなら試合的な感じがするので、まだ見れます。
ゲーセンのガンアクションゲームとかは後味が悪くて好きではありません。
そんなんだから、現実に怒号が響くような職場だと続けられません。
痛みに敏感
痛みに敏感です。
柔道とか武道とかに憧れるんですが、受け身が下手なのもあるのか痛くて続けられません。
同じく剣道も練習の打ち合いだけで頭が痛くて辞めてしまいました。
今はランニングをしていますが、これが一番自分に合っているスポーツなのかも知れません。
音の聞き分けができない
例えば電話で話している時、外から他の人の会話などが混ざると、それらを聞き分けられません。
また、カフェで話していても隣の席の会話に意識をもっていかれることも多いです。
これは地味に困ります。頭の中で内容を繰り返すなどして理解しますが、そうしている内にもこちらの会話は進むし、あちらの会話も進むし…。
一番大切なことは認識すること
いろいろ問題はありますが、一番大切なことはそれらの自分の脳のクセを正しく認識しておくことです。
「なぜ自分はそこまで気にしてしまうのだろう?」
「努力が足りないからではないか?もしくは思慮が足りないのでは?」
正しく認識をしていないと、このように間違った自問自答を繰り返してしまい、毎日疲弊してしまいます。
そのようなことのないように、まずは「自分はそもそも敏感だから。」という認識をちゃんともつことが大切です。
そしてそのうえで、問題への対策を的確に実施していくと。
今いろいろ本を読んでいるので、各々の問題への対処もその内まとめたいです。