MBのファッション記事がためになる
WEBの日刊SPA!で連載中している、MBのファッションコラムがおもしろいので、2年ほど読んでいます。
「簡単にオシャレを楽しむには、センスよりもロジックが大切。そのロジックを超わかりやすく解説します。」という趣旨のコラムです。
出てくるアイテムも「ユニクロ」「GU」などのプチプラブランドばかりなので真似しやすいんですよね。
メンズファッション雑誌では紹介されないロジックで毎回楽しませてくれます。
目次
例えば「三首の法則」
「法則」といっても、「首、手首、足首を出すことでメリハリのあるスタイルを作ることができる。これは先端を注目してしまうという人間の習性を利用したテクニック。」と、言葉にしてしまえばシンプルなことなのです。
でも、そんなことはファッション誌も服屋の店員も教えてくれませんでした。
同じジョガーパンツを勧める場合でもアプローチが違う
ここ数年人気のジョガーパンツにしても、ファッション誌などとは違いわかりやすくロジカルに説明してくれます。
なぜここまで「ジョガーパンツ」が人気なのか? それはジョガーパンツの特徴である「裾」に秘密があります。パンツの印象は裾で決まります。「シルエットが太いor細い」とアパレルスタッフは表現しますが、それらの印象は実は「裾」の比重がとても大きいのです。
言ってることがわかりやすいのですよね。
ファッション誌や店員は大切なことを教えてくれなかった
これが、ファッション誌や店員だと、
「今、ジョガーパンツが流行ってます!◯◯のジョガーパンツは発色がキレイなので色違いで揃えるのもアリです!」
というように、いきなり紹介されることが多いです。しかも、「じゃあ、ジョガーパンツってなにがどういいの?」という一番大切なことがまったく語られていないのです。
あと、最初から買うのありきで話をされると、こちらも「そもそもジョガーパンツってなにがいいの?」ということも聞きづらくなります。
これでは、「適当に流行りのアイテムを着てもサマになるような元々スタイルいい人」か、「雰囲気イケメン」くらいしか救われません。
「なぜこれがよいのか?」ということを気にするようになった
正直、今までは「流行っているものを買えば、単純な新鮮さからイイ感じになるんだろ?」という態度で服を買っていました。
でも、それだけではないということが、恥ずかしながら今更理解できました。
例えばワイドパンツが流行ったら、「日本人に合うシルエットか、素材感はどうか、季節感はでるか」など、いろいろ気にするようになりました。
服を選ぶのが楽しくなったのですよね。
日刊SPA!の連載は細切れですが、一気に技を読むなら書籍がオススメです。
本は数冊出していますが、これが一番とっつきやすく読みやすいです。
ただ、写真はなくイラスト中心なので、具体的になにがどうなるか想像できないときは日刊SPA!の連載を眺めるのがよいと思います。
(無料ですし。)