認知のゆがみを防ぐ「でも」テクニック
amazon primeで『マンガ 敏感すぎて、「毎日がしんどい」を解決する5つのメンタル術』を読みました。
会員タダ読み期間になったのでオススメです。
マンガ 敏感すぎて、「毎日がしんどい」を解決する5つのメンタル術
- 作者: ゆうきゆう,涼原ミハル
- 出版社/メーカー: 主婦と生活社
- 発売日: 2018/05/25
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る
ゆうきゆう医師は、女性とのトラブル報道がありましたが、「ゆうきゆう監修の精神医学マンガ」の方はおもしろいし、わかりやすいです。
今回は、最近ぼくが考えている「HSP」(敏感すぎる人)についてのマンガなので特に集中して読み込んだことをまとめます。
目次
- HSPの人は自分を責めやすい
- 「認知のゆがみ」を治すために「でも」と反論してみる
- 自分の思い込みを「でも」で論破していく
- HSPはどちらかというと論破されることが多いと思う
- HSPではない人の感覚を理解できる機会にもなる
HSPの人は自分を責めやすい
「自分はここにいていいのだろうか?」
「なんとなく嫌われている気がする」
というのは、Hの人特有の「あるある」です。
でも、これは自分の中で拡大解釈をしていますよね。
これを「認知のゆがみ」といいます。
「認知のゆがみ」を治すために「でも」と反論してみる
「認知のゆがみ」はやっかいですが、大抵思い込みです。
なので、「でも、本当に?」と反論すれば結構簡単に論破できます。
こうして、「認知のゆがみ」にとらわれずに物事に向き合おうというテクニックです。
自分の思い込みを「でも」で論破していく
テクニックは以上ですが、実際論破していくのは爽快な作業です。
なぜかというと、ぼくたちHSPは既成のものを論破することは少ないから。
だから新鮮な体験なのですよね。
HSPはどちらかというと論破されることが多いと思う
どちらかというとHSPは職場で論破される側だと思うのです。
「他人が気がつかないとこに気づいて、」
「気づいたことに一つ一つ対策をうって、」
「そうやって、あれもこれもと、とりとめもなくなってしまった案を上司に持っていって、」
上司からは、「でもさ、今そこ心配する?」「それ以前に、ここはどう考えたのさ?」
と、繊細に組み上げたものをひっくり返される。
ぼくは結構そういうことがあります。
HSPではない人の感覚を理解できる機会にもなる
「でも」「でも」と続けることで、思考の迷路にはまることを回避できます。
先の上司のような意見も、「でも、問題点の順位付けに付き合ってくれたから協力的ではあるよね。」と思い直すことができます。
さらに、「上司は私のことを嫌いだから難癖ばかりつけるんだ!」という、よくある「認知のゆがみ」を持つのを防ぐこともできます。
それに、「でも」と繰り返すことで、自分を客観的に俯瞰しやすくなります。
ここで客観視することで、HSPではない人の感覚を疑似体験できることも一つの価値です。
「HSPの繊細な感覚は大切」と、アーロン博士は言ってくれましたが、それでもこの世の中の大半を動かしている「非繊細な人たちの感覚」がどんなものかを日々理解することは必須だと思うのです。
マンガ 敏感すぎて、「毎日がしんどい」を解決する5つのメンタル術
- 作者: ゆうきゆう,涼原ミハル
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他にも、さまざまなHSP攻略法が載っています。楽しいギャグ漫画形式なので30分くらいで読みきれますよ。